品質管理・予防保全

予防保全を行うPOINT

1. ロールの延命
2. ロールトラブルによる設備稼働休止を"0"に
3. 製品の交換時期の把握
4. 製品の新規製作

• 検査のみのご依頼もお気軽に。
• 『リユース（再利用）』のご相談も承ります。
• 『予防保全』の為の出張検査が可能です。

「品質の証明」ものづくりにおいて欠かせないキーワードです。

当社は、品質マネージメントシステムISO9001を認証取得しており､創業大正３年から蓄積した加工技術と融合することで、工場の生産ラインを支える品質の高いロール・シャフトを提供し、多くのお客様にご満足頂いております。
また近年、当社は品質管理の強化に積極的に取り組んでおります。製品の精度は年々厳しくなっており、ミクロン単位の寸法証明を行う為、最新鋭の研削機には自動測定装置を設置致しました。また移動式三次元測定機『ＦＡＲＯ』を導入、変化する時代のニーズに対応できるよう設備更新を進めております。

更に非破壊検査(ＵＴ・ＰＴ・ＭＴ)の有資格者による、検査も可能です。必要に応じて、研削後の非破壊検査を行い内部欠陥の有無を診断し、オンライン時の折損やスポーリングなどトラブルを未然に防ぐ為のお客様の予防保全の一翼を担っております。

• 取り外しエンジニアリング工事課が、お客様の工場内で作業いたします。
• 運搬ロールの運搬に特化した小出運輸がお伺いし、受け取り後、弊社工場まで運搬を行います。
• 洗浄グリスや汚れなどが有る場合は、洗浄を行います。
  ※汚れの具合により使用する器具を選択いたします。
• 寸法測定図面やベアリング、スリーブなど既知の寸法がある場合などに行います。
• 非破壊検査

  PT

  溶剤除去性染色浸透探傷試験速乾式現像法により、表面疵の可視化に用います。

  UT

  内部にある欠陥を確認するための垂直波探傷法、斜角波探傷法、表面・表層にある欠陥の確認のために表面波探傷法があります。

  MT

  表層にある欠陥の確認の為、極間式探傷法を用います。

• 破壊検査・外部検査機関に持ち込み、検査いたします。
  ・製品の欠損などの原因追及の資料のために行います。
  ※製品を切断する事になりますので、製品を廃却する場合などに限ります。
• 外観検査外観を目視で確認し、疵、割れ等を確認します。場合によりライト、ルーペを用いますが、PT検査を行う事もあります。
• 加工切削・研削、その他加工を行います。
• 梱包鉄製品は錆び易いので、防錆油を塗布後、両面ラミネート紙、巻きダンボールを巻いた後、テープで留めたものを出荷いたします。
• 運搬ロールの運搬に特化した小出運輸が、安全に運搬を行います。
• 取り付けエンジニアリング工事課が、貴社工場内で作業いたします。取り外した部品の取り付け等も行います。

ラインから取り外せない！

ご安心ください。小出ロールエンジニアリング（株）「工事課」との連携で、貴社工場内で「解体～診断～組み付け」まで、請け負います。

予備ロールが欲しいけど、図面が無い！

大丈夫です。解体した際にスケッチを行い、必要に応じて図面化し予備ロールを製作します。